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起業して失敗した僕は立ち直った

ネットカフェ難民の暮らしと僕がネットカフェ難民から脱することができた理由

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はじめに

はじめに のページにも書いたけれど、僕は起業して失敗した。

事業の失敗で住む場所を失った僕は、しばらくの間ネットカフェで生活していた。

しばらくと言うのは1年半くらいだ。ネットカフェ難民の中では長い部類に入るかもしれない。

ネットカフェ難民とは言っても、僕がネットカフェで寝泊まりしていたのは平日だけで、週末は郊外にある実家に帰っていた。

だから、住所がなく、ときどきホームレスとなってしまうような状況にあるネットカフェ難民と比べると、僕は少し状況が違うかもしれない。

でも、僕の経験がすこしでも何かの役にたてばと思い、この記事を執筆することにした。

 

はじめに のページにも書いた通り、僕はネットカフェで難民としての生活を終え、起業前よりも豊かで幸せな生活を手に入れることができた。(それまでの僕の生活から考えたら、これは奇跡のようなことだ)。

僕の場合は、この記事の一番下で書いたザ・シークレットの引き寄せの法則のおかげだったと思うけれど、誰でも、(たとえいまネットカフェ難民として辛い生活を送っていたとしても)、人生をもう一度良い方向に変えていくことができる。

この記事が、いま何かしらの困難な状況に置かれて苦しんでいる人の励みになってほしいと願っている。

どうしてネットカフェ難民となったのか?

ネットカフェで生活する前、僕は駅前の普通のマンションに住んでいた。1Kのマンションだったけれど、近くにスーパーがあったし、電源カフェや100円均一の店もすぐそばにあったから、生活しつつ仕事するにはとても便利な場所だった。

だけど、僕は残念ながらここに住み続けることはできなかった。

事業に失敗して、マンションを借りて住み続けるだけのお金が無くなってしまったからだ。

僕は事業を軌道に乗せようと昼夜休日を問わず仕事をしていたとき、貯金を切り崩しながら生活する状態が続いていた。いつかはかならず成功すると夢見て踏ん張っていたけれど、いつまでたってもほとんど売り上げがたたなかったから、貯金ばかりが減っていく状況だった。だから、事業を休止しようと決断したころには、僕には貯金がほとんどなくなってしまっていた。

一方で、僕は事業ローンを利用していたから、その返済をしていかなければならなかった。

スタートアップ向けの低利融資だったけれど、売り上げがまともに立たない僕にとっては、毎月の返済はきつかった。

借入金を返済していくには、何とかして現金収入を得ると同時に、徹底的に生活コストを削っていかなくてはならない。

その時、僕はすでに生活費をかなり切りつめて生活していた。冷暖房なんてもちろん使わないし、一日の食費を300円に抑えて生活していた。毎日一斤78円のパンと100円均一で売っているビン入りのジャムを食べて過ごしていた。それでも、家賃を払い続けると同時に毎月の事業ローンを返済していくのはすでに限界を迎えていた。

僕は自分が陥っている状況についてしばらく考えた後、サラリーマンに戻って現金収入を得ると同時に、ネットカフェに住んで、借入金を返済していくことに決めた。

 

僕が生活をする場所としてネットカフェを選んだのにはいくつか理由がある。

 

・前家賃、敷金・礼金がいらない

ネットカフェを住居のように使うのにいい点は、前家賃、敷金・礼金がいらない事だ。一般的に、賃貸物件を借りようとすると前家賃、敷金・礼金で家賃の4か月分くらいはかかってしまう。ネットカフェなら、たとえ長期間そこで暮らすとしても、そういう費用がかからない。この点は、お金が無くて困っていた僕にはうってつけの条件だった。

・都心で働ける

都心の企業は概して給料が高い。月給ベースの額面金額で比べると、都心の企業も郊外の企業と大きく変わらないかもしれないが、ボーナスを考慮するとその差は歴然となる。年収ベースでみると、都心の企業の方が圧倒的に給料が高いのだ。僕は、事業ローンの返済があったから、どうしても給料がいい会社で働きたかった。
とはいえ、都心は家賃が高い。通勤1時間弱程度の距離の物件だって、ワンルームで月8.5万円くらいはする。当時の自分にはなかなか手が出ない金額だ。
ネットカフェのいい点は、都心の駅前の店舗でも一日1,600円くらいで借りられる点だ。
普通にワンルームを借りたら、10万円以上はする立地のネットカフェでも24時間1,600円くらいで借りられる。
ここだったら、僕は住居費を最低限に抑えつつ、給料のいい都心の会社で働ける。だから、僕はネットカフェで生活することにした。

  • 時間ロスが少ない

ネットカフェは時間ロスが非常に少なくて済む。

職場から近い駅前のネットカフェを借りれば、それこそドアツードアで通勤時間20分というのも可能だ。

しかも、ネットカフェは掃除をする必要がない。トイレ掃除、風呂掃除(シャワーだけど)、洗面台の掃除、玄関の掃除、廊下の掃除、ゴミ出し、こういった掃除はネットカフェのスタッフがやってくれる。トイレットペーパーや掃除用洗剤の補充のためにドラッグストアに行かなくたっていい。自分が寝泊まりしている個室はもちろん自分で掃除しなきゃならないけれど、それ以外はネットカフェのスタッフがやってくれる。

僕は、サラリーマンとして会社で働きつつ、自分の事業を続けようと考えていたから、時間ロスは何としてでも最小限に抑えたかった。だからこういう環境が整っているネットカフェは最高によかった。

ネットカフェではどういう暮らしをしていたか?

冒頭でも書いた通り、僕は平日だけネットカフェで生活し、週末は実家に帰るという生活をしていた。週末のネットカフェ代を節約するためだ。それを念頭に、僕のネットカフェでの一日を紹介しよう。

・ネットカフェで生活していたころの一日

朝:

朝の出勤時は特に特別なことはない。部屋の鍵をちゃんと閉めて普通に会社に行く。僕はスーツを着て出勤していたから、駅に向かう誰もが、僕がネットカフェ難民だとは思わなかっただろう。

チェックアウトする日の朝に限っては、いつもよりちょっと早めにフロントに行かなくてはならない。部屋代の精算と翌週の予約手続きがあるからだ。僕は金曜日にチェックアウトする際、いつも翌週の月曜日から5日間連続使用するコースを予約していた。

ネットカフェ内に設置されているロッカーを借りるときも、ちょっと早めの行動が欠かせない。荷物を整理してロッカーに預けなければならないからだ。ロッカーが無い店舗もあるけれど、ロッカーがある店舗を借りるときは、僕はシャンプーとか洗面道具を週末はロッカーに預けていた。

ありがたいことに、僕が借りていたネットカフェは、チェックアウト後も一日300円でロッカーを使わせてくれた。僕と同じような使い方をしている人が多いのか、ロッカーは時に空きが無くなってしまうほど人気だった。だから、金曜日のチェックアウト日はちょっと早めに身支度を整え、ロッカーを確保する必要があった。

昼:

僕はたまに会社の昼休みにネットカフェに戻ることがあった。(こういうことができるのも、職場に近いネットカフェに寝泊まりしているからこそだ。)
たいてい、金曜日のチェックアウト日の朝に、翌週月曜日からの利用予約を入れるのだけれど、満室で部屋の予約ができないことがあった。そういう時は、月曜日の朝、出勤前に会社からネットカフェに電話して空きがあるかを確認して(たいてい空いている)、その日の昼にネットカフェに行ってチェックインをした。電話予約の時は、チェックイン時間が昼の時間帯に限られてしまうのだ。

夜:
会社が終わったら、安いそば屋やうどん屋で夕食をとるか、近くのスーパーで夕食を仕入れて、ネットカフェに帰った。
僕が利用していたネットカフェは食べ物の持ち込みが自由だったから、なんでも好きなものを買って食べていた。(カップ麺が多かったけど・・)。
誰も邪魔する人がいない空間で、ネットしながらビールを飲んでつまみを食べていた日なんか、至福の時だった。ちなみに、ネットカフェだけあって、ネットのスピードはメチャクチャ早かった。そういった点もストレスフリーで快適だった。

ご飯を食べたら、シャワーだ。シャワーはコイン式で、100円で10分間お湯が出た。タオルやシャンプーなどのアメニティは自動販売機で購入できるようになっている。もちろん、普段は近所の100円ショップで買ったものを使用していたが、ついうっかりシャンプーが切れてしまったときなんかはこの自動販売機を重宝した。

歯磨きは、トイレの前にある洗面台を使用する。ネットカフェのトイレで歯磨きをすることについて、最初はなんとなく気恥しい感じもした。けれど、そこにいる人はほとんどが僕と同じようにそこで生活している人だったし、みんな自分の部屋に引きこもっているので、すぐにその状況に慣れた。

ちなみに、チェックインの日は、通常は夜ネットカフェに到着したらチェックイン手続きをする。部屋はあらかじめ予約して抑えていても、どこの部屋になるかはその時の空き状況による。早く行っても遅く行っても、あてがわれる部屋の良し悪しはその時の運次第だけれど、宿泊可能なタイプの部屋の中でも特に人気の部屋は割と早い時間に埋まってしまうので、なるべく早くネットカフェに行って、お気に入りの部屋に泊まれるようにした。

・必須アイテム

以下は、僕がネットカフェ難民として1年半過ごす中で手放すことができなかったアイテムだ。

消臭剤
部屋の場所が悪いのか、隣の部屋で何かあったのかよくわからないけれど、たまに不快な異臭がただよう部屋に泊まるハメになることがある。
そんなときのために、僕は設置式とスプレー式の両方の消臭剤を常に部屋においておいた。消臭剤でも負けるような部屋もたまにあったけれど、たいていは消臭剤があればなんとかなった。一週間分の洋服を部屋に置きっぱなしにする場合、異臭が洋服に染みついてしまう危険がある。消臭剤はネットカフェで生活するうえで第一に必要な物だった。

ハンガー
一応サラリーマンとして会社勤めしていたから、スーツのシワには相当気を遣った。ネットカフェでは、それぞれの個室にハンガーが必ず1つ設置されていた。僕は週5日間そこで生活していたから、足りない分は自分で用意した。ハンガーを掛ける場所は充分にあったから、ハンガーさえ自分で用意できれば洋服のシワの心配はなくなった。

アイマスク
ネットカフェで寝るときのお勧めアイテムが、アイマスクだ。ネットカフェの個室には窓がない。朝になっても光が入らないから、目覚ましをセットして起きても、朝になった感覚が無い。うっかり二度寝して寝過ごしてしまったら大変だ。だから、寝るときは電気をつけっぱなしにしてアイマスクをして寝るとよい。そして、目覚ましが鳴ったらアイマスクを外して、(人工的な光だけれど)、明るい電気の光を存分に浴びる。しっかり目覚めるためにはこの方法がお勧めだ。

ティッシュ
ホテルにはあるけれどネットカフェの個室にはないものが、ティッシュだ。案外ティッシュがないと不便なので、ネットカフェに泊まる予定の人はちゃんと用意しておこう。

綿の大きい布
僕が用意したものの中で特によかったと思うのが、綿の大きい布だ。
僕が利用していたネットカフェの個室は、床がマットレスのように柔らかかったのはよかったのだけれど、表面が塩化ビニール製でちょっと気持ちが悪かった。汗を吸わないから、いつもなんとなくベトベトするのだ。だから、僕は寝るときにシーツ替わりとして綿の大きな布を敷いて寝た。これが一枚あるだけで、快適さはだいぶ違った。

ネットカフェ難民としての生活を終えることになったきっかけ

住めば都とはよく言ったもので、僕はそこそこネットカフェでの生活を楽しんでいた。あと数年、その生活を続けることは全然抵抗なかったのだけど、僕はおよそ1年半でこの生活に幕を引くことになった。その理由は次の通りだ。

  • お金が貯まった

会社員として働いていたせいもあるけれど、ネットカフェで生活するとめちゃくちゃお金が貯まる。

家賃が必要ないことに加え、電気、水道、ガス代がかからない。トイレットペーパーや洗剤などの消耗品代もかからない。より快適なネットカフェに移ったとしても、敷金・礼金がかからない。退去時清掃代だってない。

ネットカフェ利用料とワンルームを借りた場合の家賃を比べると、みんなが思うほどの大きな差はないかもしれないけれど、こういう生活コストがかからない分、賃貸に住むよりお金が貯まる。

僕はネットカフェに1年間住んだだけだったけれど、その間に賃貸マンションに引越しするのに十分すぎるほどのお金を貯めることができた。

  • 安い部屋がとれなくなった

ネットカフェの予約は早い者勝ちだ。僕は連続して5日分しか部屋を予約しないから、連続1か月間部屋を利用する住民が増えると、僕は部屋がとりにくくなる。

始めのうちは、予約がとれないということがほとんどなかった。だけど次第に、一番安い1,600円の部屋がとれなくなって、仕方なく2,400円の部屋に泊まらなくてはならないというケースが続くようになった。運よく1,600円の部屋をとれても、たいていはひどい臭いが漂う部屋で、とてもじゃないけれどそこに泊まることなんてできないような部屋だった。そういうとき、僕は仕方なく2,400円払って高い部屋に泊まるようになった。さすがに、一日2,400円払うなら、賃貸に引越してもいいと思うようになった。(ちなみに、1,600円の部屋に20日間滞在しても月32,000円で済むけれど、2,400円の部屋だと20日滞在すると48,000円になってしまう)。

  • 収入が安定しだした

あと、僕の経済的な環境がだいぶ良くなって安定しだしたことも、ネットカフェでの生活をやめるきっかけになった。

実は、僕はサラリーマンとして働きだしたときは派遣という形で働いていた。派遣だから、いつ契約終了になるかわからない。だから、賃貸に住む気にはどうしてもなれなかった。

だけど、しばらくして、僕は正社員として雇用されることになった。給料は派遣の時とあまり変わらなかったけれど、突然解雇される可能性がなくなった。僕は、賃貸を借りて大丈夫だと判断した。

  • よい賃貸マンションがみつかった

ちょうど上のようなことが重なって起きたとき、僕はいい物件に出会った。銀座に徒歩で行けるところにある高級賃貸だ。築浅で綺麗で、しかも何故か家賃が相場より安い。僕は即決で決めてしまった。

 

こういったいきさつで、僕はネットカフェ難民としての生活に終止符を打つことになった。

 

引き寄せの法則について

このことは、ここで紹介するかどうか迷ったのだけれど、このこと抜きに僕がネットカフェ難民から抜け出すことができたことは語れないと思うので、少しだけ話そうと思う。

僕は、マンションを退去してネットカフェで生活しなくてはならなくなるほどお金に困った。それにも関わらず、僕はわずか1年半で経済的に恵まれるようになり、よい賃貸マンションに住めるようになった。僕は、この変化を、このサイトで何度も紹介しているザ・シークレットの引き寄せの法則のおかげだと思っている。

ザ・シークレットについては、ここ (僕がおすすめする2冊の本 (その1) - 『ザ・シークレット』ロンダ・バーン(著))のページを読んでもらいたいのだが、僕はザ・シークレットの引き寄せの法則を実践し始めたら、それまでの人生とは比べものにならないほどお金に恵まれるようになった。

ザ・シークレットによると、欠乏感を感じているといつまでも貧しいままでいることになり、豊かさを感じていると豊かさが実現されるようになるという。

だから僕は、ネットカフェ難民という惨めな状態の中でも、毎日自分に与えられているものや周囲の人に感謝するようにし、ネットカフェ難民としての生活の中に、豊かさを感じるようにしていた。

たとえば、僕はみんなが憧れるような都心に住んでいること(ネットカフェだけれど)、電気や水道やトイレットペーパーをケチらずに使えること、いつも掃除が行き届いた綺麗なところに住んでいること、派遣だけれど仕事があること、そういったことに感動しながら、そのような恵まれた場所で生活していることや仕事を誇りに思い、そしてその豊かさに感謝し、毎日気分よく過ごすようにした。

もちろん、事業に失敗して住まいを失ったことが悔しくて、時に涙がでることもあった。

それでも僕は、悲しみに浸り続けることなく、落ち込んだときは負の感情を手放し(負の感情を手放すことについては、この本 (僕がおすすめする2冊の本 (その2) - 『新版 人生を変える一番シンプルな方法 ― セドナメソッド ―』ヘイル・ドゥオスキン(著)) を読もう。引き寄せの法則を実践において必読だ)、常に豊かさと心地よさを感じるようにして過ごしていた。

僕の置かれている状況が一変したのは、そのせいだと思う。

割とよい給料の仕事につけたこと、お金がどんどんすごい勢いで貯まっていったこと、たまたま相場より安くよい立地のマンションに空室があったこと、こういったことを僕は引き寄せの法則で自分に引き寄せたんだと思う。

もし、いま何かに困って辛い状況に陥っているなら、ザ・シークレットを読んで引き寄せの法則を試してみてほしい。

僕は、いわゆるネットカフェ難民という社会の底辺に陥ったけれど、わずかな期間で人生を良い方向に換えることができた。

ザ・シークレットを読んでそこに書いてあることを試してみよう。

きっと、人生が激変する。

 

-引き寄せの法則 - LOA (Low of attraction)
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