このタイトルを見て、「そんなバカな!?」と思うかもしれない。
でも、僕の体験からそう言える。
死にたいと思っていると、死にたいと思うことばかり引き寄せる。
だから、死にたいなんて思わずに、別の事を考えるようにした方がいい。
時には、死にたいという気持ちを受け入れることも必要だ。けれど・・
僕も「死にたい」と思いながら何年も生きてきた経験があるからよくわかるけれど、心が疲弊してしまっている時は、「死にたい」と考えている方がラクだったりする。
無理に明るいことを考えようとするより、「死にたい」と思いながら涙を流す方が気持ちが楽なのだ。
心が、そう思うことを必要としているのかもしれない。
そういう時は、無理に明るいことを考える必要はない。
まずは、その気持ちを受け止めよう。
「死にたい」という思いがふつふつと沸いてきたら、
「あ、いま、自分は死にたいと思っているな。しょうがないな。」
そう思ってその気持ちを見つめるだけで、十分だろう。
ただ、その考え方にずっと浸っていてはいけない。
なぜ死にたいと思っていると、死にたいと思うことばかり引き寄せるのか?
このブログで何度も紹介している『ザ・シークレット』ロンダ・バーン(著) を読むとわかると思うけれど、僕たちは考えていること、感じていることを引き寄せる。
(この本については、僕がおすすめする2冊の本 (その1) - 『ザ・シークレット』ロンダ・バーン(著)でも紹介しているよ!)
「お金が欲しい」と思うとお金を、「車が欲しい」と思うと車を、「恋人がほしい」と思うと恋人を引き寄せる。
それと同様に、「死にたい」と思っていると、「死にたい」と思うことをどんどん引き寄せてしまうのだ。
収入の道を失うとか、信頼していた人から裏切られるとか、病気、失業、いじめ、仲間外れ、とか、とにかく嫌な事を引き寄せる。
(そこまで極端じゃなくても、たとえばちょっとした人の言動にイラッとさせられるとか、エレベータがなかなか来なくて遅刻しそうになるとか、人込みで身体をぶつけられるとか、食べたいと思っていた弁当が売り切れているとか、日常の中のちょっとしたことで嫌だなと思うことに遭遇したりする。)
「死にたい」と思うようなこと (そこまで大げさなことじゃなくて、日常のちょっとした嫌なこととかも) が、次から次へと自分の身に降りかかってくるのだ。
「自分はなんて不幸なんだ!」
嫌なことが続くと、だんだんとそう思えてくる。そして、そのことをずっと考えていると、あたかも自分が世界の中で最も不幸な人間に思えてくる。
そして、「もうこんな人生を生きていても意味がない」「死にたい」と思うようになる。
そして、そう思っていると、嫌な事ばかり引き寄せ、「自分はなんて不幸なんだ!」と思うようになり・・・
結果、いつまでたっても「死にたい」と思い続けることになる。
死にたいと思っているときは、意識を他の事に向けよう
だから、極力「死にたい」という思いに浸らないようにしよう。
「死にたい」という気持ちの反対の感情、たとえば、「ラッキー」「ついてる」「嬉しい」「幸せ」「ありがとう」という思いに浸れるようになったら、こっちのものだ。
そういう思いに浸っていると、「ラッキー」「ついてる」「嬉しい」「幸せ」「ありがとう」と思える最高の経験をどんどん引き寄せるだろう。
じゃあ、どうすれば「死にたい」という思いを手放して、「ラッキー」「ついてる」「嬉しい」「幸せ」「ありがとう」という気持ちになれるのか。
(1) セドナメソッド
僕がおすすめする2冊の本 (その2) - 『新版 人生を変える一番シンプルな方法 ― セドナメソッド ―』ヘイル・ドゥオスキン(著) でも書いたけれど、ネガティブな感情を手放すならセドナメソッドにつきる。
新版 人生を変える一番シンプルな方法 ― セドナメソッド ―
セドナメソッドのワークを始めてから感情をうまく手放せるようになるまでにちょっと時間がかかったけれど、でもこのセドナメソッドのおかげで、僕は感情をコントロールして引き寄せの法則をうまく使えるようになった。
はじめに のページでも書いたけれど、「死にたい」と思っていたあの状態を脱して、いま割といい人生を歩めるようになったのは、セドナメソッドに依るところが大きい。
ネガティブな感情でがんじがらめになっている人はこの本を読んで実践してみよう。
『ザ・シークレット』ロンダ・バーン(著)と合わせて読めば、人生が激変すると思う。
(2) 感謝のノート
感謝のノートについてはいずれ記事にするつもりだけど、できればいますぐにでも感謝のノートを書いてみよう。
感謝の気持ちは非常に強力だ。心がどんなに悪い状態にあっても、感謝していることをいくつも思い出していくだけで、気分が変わる。ノートを作って(ノートがないならメモ用紙でもいい)、それにどんどん書いていこう。そして、書いていくことを習慣にするのだ。
感謝することを習慣にすると、間違えなく人生が変わる。
どんなときでも「ありがたい」と思えるようになるし、実際「ありがたい」と思うことがどんどん引き寄せられる。
紙とペンさえあればいつでもどこでもできる。
いまこの瞬間からでもやってみよう。
(3) アファメーション
上で何度も書いた通り、引き寄せの法則によって、人は自分が思っているようになる。
「私は成功した幸せなお金持ち」と思っていると、本当に成功した幸せなお金持ちになるし、逆に「私はみじめで孤独な人生の敗北者」と思っていると、本当にみじめで孤独な人生の敗北者になってしまう。
だから、なりたい姿や達成したい目標があったら、それを実現したときの様子を想像して積極的に言葉に出していこう。
「僕は事業を再構築して利益を出せるようになった」
「僕は自分の能力を存分に発揮して、あらゆることにイキイキと楽しく取り組んでいる」
「僕はその取り組みから相応の経済的報酬をきちんと受け取っている」
「僕がやろうとすることは、いつでもなんでもうまく行く」
「僕はついている。ラッキーだ」
「僕はとても豊かだ」
「僕はとても幸せだ」
「僕にはお金がどんどん入ってくる」
「僕は健康そのものだ」
「僕はみんなを愛し、皆は僕の事を愛している」
「全てが最高に調和して、うまくいっている」
こういうことを考えるときのポイントは、すでにその状態が実現されたときの様子を想像して、その波動(感情や雰囲気)を感じることだ。
自分の年収がいまの3倍あったら、どういう気分でいるか。どういう洋服を着て、何を食べて、どういう姿勢で、どのようにスマホをいじるか。細部まで想像してみよう。うまくその波動にのっかると、自分の中に力強さを感じるはずだ。
こういうことを考えて実践していると、本当にそれが実現される。
辛くて自殺を考えていたころが嘘のようになるだろう。
人は自分が思っている通りになる。
思っていることが実現される。
だから、死にたいと思っていないで、理想の状態を常に考えるようにしてその状態に身をおこう。
奇跡としか思えないことがおきて、君の人生は一変するだろう。
新版 人生を変える一番シンプルな方法 ― セドナメソッド ―